ファティマ大予言と地球脱出計画「プロジェクト・ノア」①

本稿は、『月刊ムー』2016年12月号No.433の第3章について、一部本文表記を変更して転載いたしました。なお第1章「ファティマ大予言」第2章「太陽メガクライシス」についての本文につきましては、ブログ管理人の都合により割愛いたしました。


エリートたちの「地球脱出計画」と秘密組織「ソーラーワーデン」

ロシアの緊急時地下シェルター報道は何を意味するのか?

『ロシア・トゥデイ』(2016929日付)がロシア非常事態省の長官補佐であるアンドレイ・ミスチェンコ氏のコメントとして報じた記事
「緊急時の避難のためにモスクワの地下に設計されたシェルターが完全な状態で用意された。このシェルターは、モスクワの市民全員を収容することができる。」
 ロシア政府が、緊急時の避難のために巨大な地下シェルターを完成させた。緊急事態が何をさしているか、なぜ今「事前準備=対策」を講じたのか、気になるところであるが、具体的な理由については何も語られていない。

「ペンタゴン・レポート」が警告する不気味な未来予想図

 実は、ロシアに先駆けてアメリカでは、緊急事態の対策が既に講じられている。環境汚染が進行する地球の近未来をシュミレートしたものであり、「急激な気候変動シナリオと合衆国国家安全保障への合意」と題された、通称「ペンタゴン・レポート」と呼ばれる極秘文書である。
 これはアメリカ国防総省(ペンタゴン)が、独自の調査網を駆使して、2003年に作成したものだ。後にイギリスの新聞によってリークされることになる。
 文書の骨子を成すのは、ペンタゴンが過去の気温変動と近年の気候を綿密に調査した結果を元にシュミレートした2010年~2020年までに予測される現象である。
 そこには、異常気象による資源不足から発展する地域紛争の脅威が示唆されており、さらにペンタゴンは、地球温暖化の要因を温室効果ガスではなく、太陽活動の異常にあるとし、それを重要視しているのである。
 だが、それだけではなく文書にはさらに恐ろしい未来がシュミレートされている。
 それはグリーンランドで採取した氷床を分析し、過去の気候変動を調査した結果、8200年前に現在の状況に極めて近い温暖化と異常気象の後に、突如として氷河期が到来していたことが明らかにされていた、というのである。
 なぜ温暖化が氷河期へとつながったのか?
 その答えは「海流」にある。温暖化が進行すると、北極海付近の氷河が大量に溶け、降水量が増えることで海水温度が急激に下がり塩分が薄くなる。淡水化が進んだ海流は動きをとめ、その結果、欧州と北米は急激に気温が低下する。このような広大なエリアでの大気の変化が、北方の寒気団を呼び込み、「スーパーストーム」と呼ばれる寒気の嵐が地表を吹き荒れるようになる。バランスを崩した地球環境の病が進行し、最終的に氷河期が訪れる、というのだ。
 極秘文書が告げる不気味な未来予想図が、いざ現実となった時が恐ろしい。そして今「太陽メガクライシス」という、新たな脅威に関する情報もある。
こうした危機の到来を、われわれはただひたすら指をくわえて待つしかないのだろうか?
 しかしペンタゴンは既に二つ目の対策を講じている。それが、ロシアの地下シェルターを遥かに凌駕する地下施設の存在である。


《維新嵐》正直防災都市の発想は、有事の危機管理という意味では不可欠の要素だと考えますが、「選民思想」に基づいた極秘プロジェクトについては、民主主義国家が行うプロジェクトとは信じたくありません。

完全防災都市「サイトR」は天変地異のためのシェルターか?

アメリカ合衆国、ペンシルベニアとメリーランドの州境にあるレーブンロック丘陵地帯に「サイトR」と呼ばれる地下施設がある。
ここは有事の際の緊急の避難施設であり、電子制御のセンターとしてペンタゴンによって建造されたものである。
1953年までに、他の地下施設を結ぶトンネル網も張り巡らされ、その後着々と増設工事が極秘に施されて、今ではこの丘陵地帯のすべてが核爆弾でも壊れない巨大で頑丈な防災都市と化している、という。
内部の詳細は、最高機密になっており全貌は全くつかめないが、漏伝する情報によれば「サイトR」は、緊急事態が起きた時に政府及び軍の首脳をはじめ、限られた人間=エリートのみが逃げ込む場所で、有事の際にはコマンド・センターに変貌するといわれる。
そればかりか都市全体が、独自のハイテク・エネルギーシステムで機能しており、天変地異やテロで地上の通信網のすべてが寸断・断絶されたとしても、さらには大気が汚染されても見事に外部と隔離されて、サイトRだけは独立した別世界となるシステムも完備しているといわれている。
さらにサイトRには、科学技術部門はもとより通信施設、医療施設、軍隊、礼拝堂、コンビニから娯楽施設に至るまで、人間が生活していく上で必要となるすべてのものが完備されているといわれる。
収容人数は詳らかではないが、少なくとも10000-人は確保でき、地上が汚染されても、長期に渡り生活していくことが可能らしい。つまり「サイトR」は、地球が大激変に見舞われた時に唯一「完全防災隔離都市」として機能するシェルターの役目を果たすのである。
だがサイトRの用途はそればかりではない。
実は「サイトR」は、地球外惑星への「移住ミッション」のための施設でもあるといわれている。
さらにある日、大激変に見舞われた時に地球を脱出するエリートたちのためだけに使用される。有事の際にエリート達が集結する場所が、すでに用意されているのである。
ある情報では、アメリカ最大の秘密基地である「エリア51」で実施されていたプロジェクトの一部がユタ州にある秘密基地「エリア52」に移されたといわれるが、あくまで噂のレベルではあるが、「エリア52」において新たなプロジェクトが展開されており、長期宇宙航行用の「イオンエンジン」の開発を行っているといわれている。
もちろんイオン推進による機体の開発も実施されている。それには秘密組織「ソーラー・ワーデン」が関わっているらしいのだ。

極秘裏に進められている「宇宙船団構築計画」

「ソーラー・ワーデン」
平成18年(2006年)に、ゲイリー・マッキノンというイギリス人がNASAのコンピューターシステムをハッキングしたことにより、コードネーム「ソーラー・ワーデン」(太陽系の監視人)という名の秘密の宇宙組織の存在が明らかになった。
 地球評議会代表で宇宙文明の専門家リチャード・ボイラン博士によると、アメリカは1980年代以降、NASAが宇宙艦隊「ソーラー・ワーデン」を組織して、地球の近傍空間を監視、警備すべく、秘密の宇宙飛行を実施してきたと語る。
 現在、宇宙艦隊「ソーラー・ワーデン」は、バージニア州ダールグレンに本部をおくアメリカ合衆国海軍ネットワーク宇宙運用司令部(元海軍宇宙司令部)管理下にあるといわれる。本部では300人ほどの職員が働いているが、宇宙艦隊「ソーラー・ワーデン」に属する機体の乗員はみんな「海軍宇宙プログラム」の中核にいる士官たちであるという。
 全員6206IP宇宙運用訓練の修了者で、カリフォルニア州モントレーの海軍大学院の卒業者であり、宇宙システム運用部で科学修士号を取得している。
 ボイラン博士によれば、海軍と海兵隊から男女を問わず兵士が参加しているといわれる。
 この「ソーラーワーデン」であるが、2005年に開始された宇宙船団構築計画が推進されて、今やその全長がフットボール競技場2個分ほどもあるという巨大な葉巻型母船8機、そして母船を守る43機の小さな宇宙船を保有するまでになっているという。
 ソラー・ワーデンは別の計画に加担している。それが「地球脱出用の大型宇宙船の開発」である、とボイラン博士は指摘している。

目撃された地球脱出用の巨大な宇宙船



宇宙船団構築計画を裏付ける目撃事件がおこっているといわれる。
2010117日の暁、ユタ州の砂漠地帯を貫く道路から約15㎞離れたところにいたハイカーが、上空から前方の砂漠に降下してくる黒々とした三角形の巨大な怪物体を目撃する。長さ約180m、幅約30mはあったといわれる。このとき頭部が矢じりに似た形の鳥のような物体が降下していくと、その一角に空母の甲板のようなものが現れ、そこに巨大な入り口が開いた。巨大な怪物体がそのまま中に進入すると同時に巨大なドアが閉じられた。怪物体は、明らかに地下基地に降下したのである。ハイカーによると機体の大きさから優に2000人は収容できる機体だと証言している。
ユタ州の「エリア52」では、ハイテクの推進エンジンと機体の開発が推進されている。ハイカーが目撃した機体は、開発中の巨大宇宙船のテストフライトだったに違いない。

いざ「旅立ち=地球脱出」の暁まで、エリートたちは「サイトR」で満を持すこととなる。サイトRが、大型宇宙船の開発と移住のための環境が整うまでの生活の場として使われる予定だといわれる。むろんサイトRに入ることができるのは、ごく限られたエリートだけである。そしてエリートの「選別」も既に終わっている、という。

目撃された巨大な葉巻型母船
宇宙艦隊ソーラーワーデンにて一部のエリートが地球を脱出するというとんでもないプロジェクトが本当に進行しているのでしょうか?

20013月、「京都議定書」からアメリカが突然離脱を表明したのは、地球温暖化を食い止めることは不可能と判断していたからである。

 だからこそ「選民思想」に満ちた計画を秘密裏に進めているのである。そしてその極秘計画こそが「プロジェクト・ノア」といわれる。




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